2014年6月10日火曜日

『ハチミツとクローバー film story』

『ハチミツとクローバー film story』
羽海野チカ原作 落合ゆかり著
2006.8.1 第2刷 (集英社)

読了日 2009/08/04



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落合 ゆかり 羽海野 チカ

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原作・羽海野チカ
羽海野さんの原作漫画『ハチミツとクローバー』は本当に好きな作品です。
ノイタミナ枠で放送されていたアニメ版の雰囲気もよかったですね。スガシカオさんの曲がよく使われてた記憶。たしか夏の夜中にやってましたよね。


ハチミツとクローバー








放送時、私も大学生でした。
一人暮らしをはじめてから深夜枠のアニメを観るようになりました。
実家では21時以降のテレビはほぼ観られませんでした。深夜にアニメがやっているなんてびっくりでした。ハチクロに目を奪われたな……。


それにしても美大って面白そうです。


本書は映画版のノベライズです

映画はまだ観ていません。
ふらりと入った古書店で、本書を発見!
散りばめられた映画のシーンをみつつ、ストーリーを追います。



映画『ハチミツとクローバー』公式サイト









監督・脚本:高田雅博
キャスト
竹本 裕太:桜井翔
花本 はぐみ:蒼井優
真山 巧:加瀬亮
森田 忍:伊勢谷友介
山田 あゆみ:関めぐみ 
花本 修司:堺雅人
原田 理花:西田尚美  ほか



ストーリーは映画のためにぎゅっとまとめられ、設定も結構変わっているんですね。
野宮さんがいない、勅使河原さんも……。

竹本くんの自分探しも……なんか、ね。
かなーり、ひっそりしたものになっているんですね。

映画では「海」へ行く。原作で遂に実現しなかった、その計画が……映画で果たされた…。はぐちゃん、貝殻拾ってないみたいですけれど。

伊勢谷友介さんの森田の表情はすごいです。
本書の静止画のみが頼りですがなかなかイメージにハマってる気がします。
ただほとんどテレビや映画等に触れないのでいかんせん声色がわかりかねます。
声はキャラクターと合っているのか謎です。原作ではシリアスさとコミカルさ、突拍子のなさとあふれる才能と振れ幅の大きい人物像ですがどう演じられていたのでしょう。

映画の真山は原作より危険人物になってるようです。
理花さん、逃げてッ!と叫ばずにはいられません。


原作と映画は別もの


原作贔屓ですかね。
少女漫画は心情描写が多いので実写化は難しいように思います。
羽海野作品は言葉の選び方にも魅力があると思いますし、雰囲気も味わえるものだと感じています。アニメはともかく実写は……原作好きとしては別物と割り切って観た方が怪我が少ないように思えてしまいました。


今回のはノベライズなので、実際に映画観てみたらまた感想違うかもしれませんね。


なんにせよ大学時代に戻りたーーい!
青春したい!
と「青春スーツ」を身に纏い直したくなる気がします。



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